【症例報告】頭痛

こんにちは!練馬区上石神井駅で開業38年目を迎える『日本身体均整院』です。
【矯正・整体・鍼灸・美容鍼】の効果について症例を通してお伝えしていきます。

【症例報告】
◎主訴:20年続く頭痛
40代男性

頭痛が出始めてから20年が経過。日々痛みの波はあるが酷い時には会社を休職しなければならないほどである。現在は在宅勤務の日数を増やしてもらいなんとか休職せずに勤められている。しかし最近になって日常生活もままならないほどの強い頭痛を感じるように…
このままでは以前のように休職せざるを得ないのでは、と不安を抱き当院にご来院されました。
脳神経外科、耳鼻科、診療内科での異常はなし。

⚫︎視診触診
特に発疹や色素沈着、皮脂などの皮膚所見はない。
首の浮腫、後頭部から第7頸椎までの首の冷えはかなり目立つ。

⚫︎治療
症状が20年以上と長いため、頸部浮腫による副交感神経圧迫が原因による自律神経症状と判断。
まずは浮腫を取りつつ頭痛と関連の強い筋肉のトリガーポイント(症状の引き金点)に対して治療を行った。

初回:僧帽筋・頭半棘筋・胸鎖乳突筋をメインに治療
頭半棘筋停止部刺鍼時に認知覚(悪いところを治療されている感覚)が出る。
胸鎖乳突筋刺鍼時ではいつも痛む側頭部に響く感覚あり。

2~3回目:初回治療後2日間頭痛が楽になる。2日後から再び頭痛を感じるように。

4回目:数回の治療で頸部浮腫が改善。
今までは起床時から鋭い頭痛を感じていたが痛みが出ても軽いことが多い。
薬を手放すようになる。

4~5回目:気が付けば最近身体が楽である。
頭痛を感じずに一日を過ごせると喜びの声を頂く。

6回目:首の痛みが改善した頃から肩甲間部が掴まれるような重苦しい痛みを自覚しだす。
背中(上部胸椎)は首の土台でもあり頸部の主要な筋肉が重なり合うため頸部環境を整えるためにも処理しておきたい筋肉が多く存在する重要な箇所。

7~10回目:頭痛消失。肩甲間部の重苦しさも大幅に改善し、最近は周囲の人にも顔が明るくなったと言われると笑顔でご報告頂く。
現在メンテナンス治療継続中

◎まとめ
長年にわたり症状と向き合ってきた身体は自律神経が乱れ全身に多様な症状を呈します。
今回の患者様は頭痛症状でしたが、頸部にできたトリガーポイントが出す症状は他にも眩暈、睡眠障害、消化器の不調、感覚器の不調、パニック障害など様々です。
たかが〝首コリ″と放置していると気付かぬうちに自律神経を乱してしまう怖い部位であるため、自律神経症状に繋がる前に未然に頸部トリガーポイントを処理することが大切です。お早めにご相談ください。

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